ペイペイでお金を借りる方法には、PayPay銀行のカードローンとPayPayカードのキャッシングサービスがあります。
PayPayアプリ内にある「お金を借りる」の項目は、PayPay銀行のカードローン機能です。
この記事では、「PayPayでお金を借りたいけれど方法が分からない」、「利用条件や使い方を知りたい」といった悩みを解決できるよう、以下の内容をまとめました。
- ペイペイでお金を借りる2つの方法
- PayPay銀行カードローンの利用条件と審査のポイント
- 申し込みから借り入れと返済方法
PayPayでお金を借りたい人や借り方を知りたい人はぜひ参考にして、自分に合った方法で借り入れをスタートさせましょう。
この記事の内容
ペイペイでお金を借りる方法は2種類ある
ペイペイでお金を借りる方法は、以下の2種類あります。
- PayPay銀行のカードローン
- PayPayカードのキャッシングサービス
PayPayアプリ内の「お金を借りる」は、PayPay銀行のカードローンでお金を借りる方法で、PayPayアプリ内で直接借り入れできるサービスはありません。
借り入れにはPayPay銀行の普通預金口座の開設が必要で、カードローン審査を通過すれば借り入れできます。
一方PayPayカードのキャッシングサービスは、クレジットカードであるPayPayカードのキャッシング機能を使ってお金を借りる方法です。
すでにPayPayカードを持っている人や、PayPay銀行カードローンの審査を待てない人には、PayPayカードのキャッシング機能が向いています。
ペイペイでお金を借りる2つの方法の違いを知り、自分に合った借り方で必要なお金を用意しましょう。
ミニアプリにあるのはPayPay銀行のカードローン
PayPayのミニアプリにあるのは、PayPay銀行のカードローンです。
ミニアプリは、PayPayアプリからPayPayのパートナー企業が提供するサービスを利用できる機能で、アプリトップの「すべて」のアイコンから手続き可能。
PayPay銀行カードローンを利用するには、PayPay銀行の普通預金口座を開設し、審査に通る必要があります。
借りたお金はPayPayの残高にチャージするか、コンビニATMで現金として引き出します。
PayPayの残高にチャージすれば、ATMに来店する手間を省いてショッピングも可能です。
金利は1.59%から18.00%で、初めて借り入れる際には30日間無利息の特約が適用され、利息の負担を軽減しながら借り入れできます。
審査は最短即日で完了するため、急いでいる人も利用しやすいです。
返済はPayPay銀行の口座から行い、繰り上げ返済や特約を利用すると支払利息を抑えられます。
PayPay銀行のカードローンは、PayPay残高へのチャージが可能で無利息特約の適用もある、利便性の高い商品です。
「キャッシング枠の設定されたPayPayカードを持っている」「最短即日審査でも待てない」といった理由がなければ、PayPay銀行のカードローンを利用しましょう。
PayPayカードを使ったキャッシングサービスを利用する
PayPayカードを使ったキャッシングサービスは、すでにキャッシング枠が設定されていれば新たな審査なしですぐにお金を借りられる、便利な方法です。
金利は一律18.00%で、在籍確認が不要かつ最大50万円まで利用できます。
PayPay銀行のカードローンの金利も利用限度額が100万円未満なら年18.0%なので、金利に差はありません。
借りられる金額の上限はPayPay銀行のカードローンより少ないです。
すでにPayPayカードを持っている人は、キャッシング枠が付いているか会員メニューで確認しましょう。
新規発行時にキャッシング審査も申し込んだ人は、キャッシング枠の設定が終わっているケースもあります。
キャッシング枠が付いていないときは、アプリやウェブからキャッシングサービスの申し込みをしましょう。
申し込み後、審査結果によって利用可能額が決定されます。
PayPayカードは以下の2つの方法でキャッシングが可能です。
- ATMキャッシング
- ネットキャッシング
ATMキャッシングではコンビニや銀行のATMで現金を引き出せ、ネットキャッシングでは登録した口座に直接振り込めます。
返済方法は登録した口座からの自動引き落としです。
キャッシング枠が付与済みなら手続きも簡単で、急いでお金が必要な人に最適。
すでに枠があるからすぐ借りたい、PayPay銀行に口座がないのでPayPayカードで借りたいといった人は、PayPayカードのキャッシングを利用しましょう。
PayPayでお金を借りる利用条件と審査における注意点
PayPayでお金を借りる際には、PayPay銀行のカードローンの利用が一般的です。
PayPay銀行のカードローンを利用するなら、以下の点を知ってから申し込みましょう。
- PayPay銀行のカードローンの利用条件
- PayPay銀行のカードローンで借りるなら在籍確認が必須
- 他社での借入状況によってはカードローンの審査に通らない
PayPay銀行のカードローンには、最低限満たしておくべき利用条件が4つあります。
審査プロセスにおいて在籍確認は必須で、信用情報や借入希望額の設定も重要なポイントです。
利用条件と審査における注意点を理解し、審査に通る見込みがあると感じた人は申し込みをしましょう。
PayPay銀行のカードローンは、審査が比較的厳しいとされる銀行系カードローンの1つです。
銀行系カードローンの審査通過は厳しいなら、消費者金融のカードローンも選択肢として検討しましょう。
PayPay銀行カードローンのお金を借りるための利用条件は4つ
PayPay銀行のカードローンを利用するためには、以下の4つの条件を全て満たす必要があります。
- お申込時の年齢が20歳以上70歳未満
- 仕事をし、安定した収入のある方
- PayPay銀行の普通預金口座がある個人
- 一定の審査基準を満たし、保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証が受けられる
出典:PayPay銀行
申し込み時の年齢は20歳以上70歳未満で、年齢の条件に合っていなければ申し込みができません。
契約後は、満73歳になる誕生日の翌月1日まで借入可能です。
申し込みには安定した収入が求められますが、勤務形態は問わず以下の人でも借り入れできます。
- アルバイト
- パート
- 自営業
年金受給者や専業主婦は、配偶者に安定した収入があれば申し込みできます。
安定収入があるとは、毎月同じくらいの収入を決まって得ている状態です。
例えば以下の人は収入が安定しているとは言えず、審査に通りにくい傾向にあります。
- 収入が途絶える可能性の高い短期アルバイトやパート
- 月によって収入が3万円~15万円と大きく変動する人
収入が不安定と判断されそうな人は、毎月ほぼ同じ収入が得られるよう長期の仕事に就き、業務量やシフトを調整しましょう。
収入が安定してから半年程度待って申し込むと、審査通過の可能性があります。
PayPay銀行のカードローンで借りるには、PayPay銀行の審査だけでなく、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の審査にも通らなければなりません。
PayPay銀行のカードローンは、アプリ内に「お金を借りる」の項目があるため、一見容易にお金が借りられそうなイメージです。
手続き自体はアプリを通じて簡単にできますが、銀行カードローンなので所定の手続きや審査が行われます。
事前に申込条件を確認して、「収入が不安定」「口座を持っていない」といった人は対策や口座開設をしてから申し込みましょう。
口座開設のみなら、カードローンの申し込みと同時の手続きもできます。
PayPay銀行カードローン審査では在籍確認が必須
PayPay銀行のカードローン審査では、在籍確認が必須です。
在籍確認は申込時に記載した勤務先で本当に働いているか確認する審査。
在籍確認は申込手続きを済ませた段階で行われ、勤務先へ以下のような電話がかかってきます。
△△(申込者名)さんはいらっしゃいますか?
申込者本人または同僚が在籍中であると分かる対応をすれば、すぐに完了します。
- 本人が電話に出た
- 同僚が対応して電話を本人に取り次いだ
- 同僚が休みや外回りに出ていると伝えたため在籍が確認できた
電話は、カードローンの申し込みの在籍確認だと勤務先に知られないよう配慮はされています。
担当者も「カードローン審査の件でお電話しました。」とは言いません。
しかし電話を受けた人によってはバレないとは限りません。
何の電話か聞かれて焦るとバレやすくなるので、「口座開設の電話だった」と言い訳を考えておきましょう。
どうしても在籍確認を避けたい人は、PayPayカードのキャッシングサービスや消費者金融のカードローンに申し込むと電話なしでの借り入れも可能です。
消費者金融の中ではプロミスやアイフルが原則電話連絡を行っていないので、合わせて検討しましょう。
借入額や信用情報には注意が必要
PayPay銀行のカードローンでは、借入額や信用情報に注意が必要で、状況によっては審査に通りにくいです。
借入額は総量規制を意識した年収の3分の1が目安になります。
総量規制とは、貸金業者からの借入合計額が利用者の年収の3分の1を超える貸し付けを禁止する制度です。
借り手の収入や借入状況、借入目的などに応じた適切な貸付条件などに照らして、借り手が返済期間内に完済することが合理的に見込まれない貸付け、つまり、「返済能力を超える貸付け」は禁止されています。
この「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。
出典:貸金業法について│日本貸金業協会
総量規制は過度な借り入れから消費者を守るために設けられています。
例えば年収が300万円の人が、全ての貸金業者から借られる合計額は最大100万円です。
すでに他の貸金業者から60万円を借りている場合は、40万円まで追加で借りられます。
総量規制は主に消費者金融やクレジットカード会社に適用されますが、銀行カードローンにおいても銀行業界全体で申し合わせて、規制を意識した融資を実施。
個人の年収に対する借入額の比率を1/3以内に制限する総量規制の効果として、多重債務の発生が一定程度に抑制されている状況等を踏まえ、銀行カードローンにおいても、個人の年収に対する借入額の比率を意識した代弁率のコントロール等を行うべく信用保証会社と審査方針等を協議するよう努める。
出典:銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ│全国銀行協会
PayPay銀行のカードローン審査の通過率を上げるためには、借入額を年収の3分の1以内にしなければなりません。
すでに他社からの借入がある人は、他社借入を含めた総借入額が年収の3分の1を超えないように設定しましょう。
信用情報は過去の借り入れと返済状況に関する情報で、信用情報機関に保管されています。
信用情報機関に以下の情報が登録されていると、銀行カードローンの審査に通るのはかなり難しいです。
審査に通りにくい状態 | 詳細 |
---|---|
3ヶ月以上の返済遅延 | 3ヶ月以上にわたって一度も入金していない |
強制解約 | 長期延滞の結果ローンやクレジットカードの契約を解除された |
代位弁済 | 長期延滞の結果保証会社が支払いを建て替えた |
自己破産 | 返済の目途が立たず裁判所に支払いの免除を認めてもらった |
上記の情報が信用情報機関に登録されていると、返済能力が低いと判断されるため、審査に通りにくくなります。
ただし、いわゆる信用情報の傷と呼ばれる記録は永久に残るわけではありません。
通常、信用情報機関の情報は5年間、自己破産は最長7年間で消去されます。
信用情報機関や自己破産の履歴が消去されれば、審査に通過する可能性は高まります。
信用情報に債務整理の履歴が残っている人は、手続きを行ってから5~7年後に申し込みましょう。
加えて同時期に複数社への借り入れの申し込みも、支払能力に問題がないか慎重に審査される要因になります。
「お金に困って次々に借りようとしている」と判断されないよう、PayPay銀行のカードローン1つに絞って申し込み、審査結果が出るのを待ちましょう。
すでに他社で借り入れがある人は、信用情報機関に借入額が記録されています。
過剰な借入状況と判断されないように、最小限の限度額で申し込みましょう。
例えば年収300万円で50万円の借り入れがあるなら、総量規制の上限を意識して10万円程度で申し込むと審査に通る可能性を高められます。
申込前に現在借り入れ中のローンの会員サービスで自分の財務状況を整理し、無理のない借入額で申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンの申し込みと借入方法
PayPay銀行のカードローンの申し込みは、PayPayアプリで手続きが完結します。
PayPay銀行の普通預金口座を開設し、ローンを申し込みます。
口座が既にあれば、カードローンローンの申込手続きのみです。
本人確認書類は必須で、必要に応じて収入証明書も提出を求められるので、必要に応じて対応しましょう。
借り入れはATMだけでなく、アプリやWebからも可能です。
自動融資や振込時自動借入も利用できるため、普通預金口座の残高不足に備えたい人にもぴったり。
審査は最短即日で終わり、早ければ当日中の借り入れも可能です
急いでお金が必要な人にも最適ですが、手続きミスや必要書類の不足があればスピーディーな利用ができません。
事前に口座開設の流れや必要書類を確認してスムーズに手続きを済ませましょう。
PayPay銀行の普通預金口座の開設から行う
PayPay銀行のカードローンを利用するためには、まずPayPay銀行の普通預金口座を開設します。
PayPay銀行のカードローン申込前に口座の開設が済んでいる人は、カードローンの申し込み手続きのみを行いましょう。
【普通預金口座がある人】
引用:PayPay銀行
PayPay銀行の普通預金口座があるときの手続きの流れは以下の通りです。
- カードローンの申し込みをする
- 本人確認書類を提出する
- 仮審査と本審査が行われる
- 手続き完了メールが届く
- 借入開始
普通預金口座を開設済みなら、Webまたはローンアプリを使って申し込みができます。
ローンアプリは、審査状況の確認が可能です。
審査状況が気になるなら、ローンアプリから申し込んで審査の進み具合をチェックしましょう。
本人確認書類の提出後、仮審査と本審査に入ります。
仮審査は申込フォームに入力された内容を元に実施し、返済能力や他社借入状況をチェック。
本審査では必要書類の確認や在籍確認を実施し、申込フォームと必要書類の内容が違っていないか確かめています。
審査結果はメールで通知され、手続き完了メールが届くと借入開始です。
普通預金口座がない場合は、ローンの申し込みと同時に口座開設します。
【普通預金口座がない方】
引用:PayPay銀行
普通預金口座がないとローンアプリの使用ができません。
PayPayアプリからミニアプリを選択し、PayPay銀行のページに移動して口座開設とローンの申し込みを行いましょう。
申し込みの途中で本人確認書類のアップロードが必要なため、スマホでの手続きが手軽です。
PayPay銀行の普通預金口座がないときの手続きの流れは以下の通り。
- PayPay銀行の普通預金口座とカードローンの申し込みをする
- 本人確認書類を提出する
- 仮審査と本審査が行われる
- 手続き完了メールが届く
- トークンアプリで初期設定をする
- 借入開始
本人確認書類の提出が完了すると、仮審査と本審査が行われ、審査に通過すると手続き完了メールが届きます。
トークンアプリで初期設定を行うと、借り入れが可能です。
早ければ60分で、仮審査の結果がメールで通知されます。
手続きは全てオンラインで完結するため、自宅で簡単に申し込めます。
口座の有無に合わせ、流れに従って手続きを行いましょう。
本人確認書類は申し込みに必須
PayPay銀行のカードローンに申し込むには、本人確認書類が必須です。
本人確認書類として認められるものは、以下の通りです。
【本人確認書類】
本人確認書類の種類 | 備考 |
---|---|
運転免許証のコピー | スマホ送信対応 |
マイナンバーカードのコピー | スマホ送信対応 |
パスポートのコピー(所持人記入欄があるもの) | ※2020年2月4日以降に申請された所持人記入欄がないパスポートは、ご利用いただけません。 |
住民基本台帳カードのコピー | 顔写真とQRコードの印字があるもの |
在留カードのコピー | 在留期間(満了日)まで3ヶ月未満の場合は、受け付けできません。 |
特別永住者証明書のコピー | ― |
印鑑証明書(原本) | 発行日より6ヶ月以内 |
住民票の写し(原本) | 発行日より6ヶ月以内 |
各種年金手帳のコピー+補助資料(原本) |
以下の補助資料(原本)をいずれか1つ
※発行日または領収日より6ヶ月以内のもの |
身体障害者手帳を含む各種福祉手帳(コピー) |
以下の補助資料(原本)をいずれか1つ
※発行日または領収日より6ヶ月以内のもの |
参考:PayPay銀行
健康保険証は、2020年10月以降は本人確認書類として認められていません。
運転免許証とマイナンバーカードは、スマホ送信に対応しています。
本人確認書類を提出する際に注意すべき点は以下の通りです。
- コピーで対応可能か原本が必要か確認する
- 有効期限内の最新の書類を提出する
- 各種年金手帳や各種福祉手帳の場合は補助資料の原本を準備する
本人確認書類に不備や虚偽があると審査がスムーズに進まず、場合によっては審査に落ちる可能性があります。
本人確認書類として認められている正しい書類を提出しましょう。
借入希望金額が50万円を超えるときや銀行側が必要だと感じた場合には、収入証明書の提出が求められます。
収入証明書の提出を求められた際は、証明年度が最新の書類を1つ速やかに提出しましょう。
収入証明書類と認められている書類は以下の通りです。
【収入証明書】
該当する収入証明書類 | |
---|---|
給与所得者の方 |
|
個人事業主の方 |
|
参考:PayPay銀行
本人確認書類や収入証明書は以下の方法で提出します。
- パソコンやスマートフォン
- ローンアプリ
- 郵送
パソコンやスマートフォン、アプリを使用すると、申し込みフォーム内で専用のカメラで画像を撮影し提出できるため、手続きが非常にスムーズです。
不備なく提出できるよう、念のため収入証明書類も用意してから申し込みを始めましょう。
借り入れはATMだけでなくアプリやWebからもできる
PayPay銀行のカードローンの3つの借入方法と特徴は以下の通りです。
ローンアプリ ホームページ キャッシュカード 受取方法 口座に入金 現金 出金時の手数料 規定の提携ATM利用手数料 無料 対応時間 24時間365日 ATMの取扱時間 出典:PayPay銀行
ローンアプリやホームページを利用すると、24時間365日、自宅で簡単に借り入れが完了します。
忙しい人やATMに出向けない人は、ローンアプリやホームページの利用がおすすめです。
口座に入金された借入金は、PayPayのマネー口座にチャージができ、キャッシュレス決済で利用できます。
PayPay銀行のカードローンには、残高不足サポート機能が2種類あります。
機能 | 詳細 |
---|---|
自動融資 | 口座残高が不足している場合に自動で借り入れをする機能 |
振込時自動借入 | 込時に必要な金額を自動で借り入れる機能 |
自動融資機能があれば、口座の残高が足りなくても預金を引き出せます。
冠婚葬祭や習い事の月謝でどうしても現金が必要なとき、口座の残高が足りなくても対応可能です。
公共料金やクレジットカードの引き落としで口座残高が足りないときにも自動融資が受けられ、滞納を防げるのもメリット。
振込時自動借入機能があれば、振り込みを行う際に残高不足の心配がありません。
自動融資や振込時自動借入を利用すると、手動での借入手続きが不要になります。
万が一の資金不足に備えたい人も、PayPay銀行のカードローンを利用しましょう。
審査は最短即日で終わるので急いでいる人にもおすすめ
PayPay銀行のカードローンの審査は、最短即日で完了する可能性があります。
仮審査は最短60分、本審査も迅速に行われるため、急いでお金が必要な人におすすめです。
本審査結果も最短即日分かるため、銀行カードローンでできるだけ早く借りたい人にもぴったり。
ただし審査が混みあっている場合や書類の提出状況によっては、時間がかかる可能性もあります。
審査や審査結果の連絡は原則として平日の営業時間内に行われ、休日中は結果が聞けません。
土日や連休中に申し込みをすると、休み明けに審査が集中する可能性があるため、通常より審査に時間がかかりがちです。
可能なら平日の午前中に申し込むと、当日中に審査結果を聞ける可能性が高まります。
必要書類の提出が遅くなると審査が進まないので、申込フォームの入力が終わったらできるだけ早く書類も送信しましょう。
PayPay銀行のカードローンは手続きがオンラインで完結します。
夜でも申し込みが可能なので、急ぐときは借り入れを決めた時点ですぐ手続きを始めましょう。
PayPay銀行カードローンで借りるときの金利と返済方法
PayPay銀行のカードローンでは、借入限度額によって適用される金利が異なります。
100万円未満は年利18.00%と高めですが、大きな借入限度額になると金利が低くなります。
返済はPayPay銀行の普通預金口座から自動引き落としで行われ、返済日は自分で選択可能です。
返済パターンは3つのコースから選べて、一部返済や全額返済といった繰上返済にも対応。
毎月返済のコースの選び方や繰り上げ返済、特約を活用すると利息の支払いを最小限に抑えられます。
特にPayPay銀行のカードローンを初めて利用するなら、最初の30日間の支払利息を0円にできて負担の軽減に効果的です。
PayPay銀行のカードローンの金利や返済方法を確認して、延滞しないよう支払いを続けましょう。
利用限度額によって適用金利は異なる
PayPay銀行のカードローンでは、利用限度額によって適用される金利が異なります。
利用限度額 適用金利 100万円未満 18.00% 100万円以上150万円未満 15.00% 150万円以上200万円未満 12.00% 200万円以上250万円未満 10.00% 250万円以上300万円未満 8.00% 300万円以上400万円未満 6.50% 400万円以上500万円未満 6.00% 500万円以上600万円未満 5.50% 600万円以上700万円未満 5.00% 700万円以上800万円未満 4.00% 800万円以上900万円未満 3.50% 900万円以上1,000万円未満 3.00% 1,000万円 1.59% ※2025年3月時点
出典:PayPay銀行
100万円未満の借り入れは年利18.00%と高いです。
一般的な銀行カードローンの平均金利は年14.5%程度のため、やや金利が高めの傾向にあります。
利用限度額が大きいほど金利は低くなり、1,000万円以上は年利1.59%と非常に低いです。
とはいえ高額の借り入れを申し込むと審査がより厳格に行われるため、本当の必要な金額のみで申し込む必要があります。
金利は変動金利制で、利用限度額の見直しに伴い適用金利が変更されるため、借入前に最新の金利情報を確認しましょう。
金利の低さを求めるのであれば、大手銀行のカードローンも検討する価値がありますが、PayPay銀行のカードローンより審査が厳しい傾向です。
金利が高いカードローンは審査に柔軟性が期待できるので、審査に不安がある人はPayPay銀行のカードローンを利用しましょう。
返済はPayPay銀行の普通預金口座から行う
PayPay銀行のカードローンの返済は、PayPay銀行の普通預金口座から自動で引き落とされます。
返済方法は以下の2パターンあります。
- 毎月返済
- 一部返済または全額返済
毎月返済は、返済日を以下のいずれかから自分で選択できます。
返済は3つのコースから選べますが、PayPayポイントは返済に充てられません。
返済金額は、指定している返済日の前日の借入残高によって決まります。
返済コース | 特徴 |
---|---|
ゆとりコース |
|
標準コース(A) |
|
標準コース(B) |
|
参考:PayPay銀行
例えば、以下の条件で返済するときの返済額は2,000円です。
- 返済日は毎月15日
- ゆとりコースを選択
- 返済日前日(14日)の借入金額残高は5万円
【ゆとりコースの約定返済表】
引用:PayPay銀行
約定返済日前日の最終借入残高は5万円なので、元本と利息を合わせた約定返済額は2,000円と分かります。
PayPay銀行の普通預金口座から15日に2,000円が引き落とされれば、自分で手続きをしなくても返済完了です。
2,000円なら無理なく返済できる金額ですが、ゆとりを持って返済している期間、借入残高に対して利息が発生し続けます。
上記の例では、借入残高の48,000円に対して引き続き18.00%の金利がかかっているため負担は大きめ。
毎月返済以外にも追加で返済したい人は、一部返済や全額返済も利用可能です。
PayPay銀行の普通預金に返済するお金を入金し、以下のいずれかの方法から随時返済ができます。
- ローンアプリ
- Webでログイン
- カードローン対応のATM
例えば5万円を2,000円ずつ25ヶ月返済するのと、余裕があるときに繰り上げ返済して20ヶ月で返済を済ませるのとでは、利息が2,000円程度違います。
返済期間 | 利息 |
---|---|
25ヶ月 | 10,300円程度 |
20ヶ月 | 8,200円程度 |
余裕があるときは積極的に繰り上げ返済をして、無理のない金額で返済を続けつつ利息の節約もしましょう。
一部返済をした場合でも、毎月返済は必ず行われます。
一部返済したために通常の返済を滞納しないよう、ルールを確認しましょう。
返済コースの選び方や特約を使って支払利息を抑える方法
PayPay銀行のカードローンは、返済コースに標準コースを選び特約を活用すると利息を抑えられます。
毎月返済では、自動引き落とし設定の標準コース(B)を選択すると最も支払利息が少ないです。
【標準コース(B)約定返済表】
引用:PayPay銀行
毎月の返済負担は大きいですが、その分残高が減らせるため支払利息は少なくなります。
年18.0%で10万円借りたとすれば、ゆとりコースと標準コース(B)で利息額に82,600円程度の差が出る計算です。
返済コース | 利息 |
---|---|
ゆとりコース | 91,800円程度 |
標準コース(B) | 9,200円程度 |
さらに資金に余裕があるなら、毎月の約定返済に加えて一部返済や全額返済をするとより利息軽減効果が高いです。
繰り上げ返済によって返済期間を短縮できるため、全体的な支払利息を減らすなら標準コースを選択して繰上返済を組み合わせましょう。
PayPay銀行のカードローンを初めて利用する人は、無利息特約が利用できます。
特約を上手く活用すると、最初の30日間は無利息での借り入れも可能です。
無利息特約とは
初回借入日から30日間は利息が0円
無利息期間中に約定返済日が到来した場合は、返済額はお利息を除いた元本分となります。
引用:PayPay銀行
以下の条件で借りたとすれば、1ヶ月で1,500円程度の利息を節約できます。
- 初回借入日が3月5日
- 借入金額は10万円
- 無利息特約の対象
- 毎月返済約定日は20日を選択
- 標準コース(B)を選択
初回借入日が3月5日の場合、無利息期間は4月3日までです。
無利息特約の対象かつ初回の毎月返済約定日である3月20日は、返済の必要がありません。
PayPay銀行のカードローンで初めて借りる時は、借入日を含む20日以内に到来する毎月返済約定日に支払いをしなくて済むルールです。
4月5日までに一部返済や全額返済を行い、借入残高を0にすると、借入利息なしで10万円借りられます。
4月5日以降も借入残高があるなら、毎月返済は標準コース(B)を選択し、可能な限り繰上返済して支払利息を抑えましょう。
ペイペイでお金を借りるに関するよくある質問
PayPayでお金を借りる際に、よくある質問は以下の通りです。
- paypayでお金を借りるのは学生でも可能ですか?
- paypay銀行 カードローンの申し込みで審査に落ちた理由は教えてもらえますか?
PayPayでお金を借りる条件や審査に関する不安や疑問を抱えていると分かりました。
疑問がある人は事前に解消して、納得の上で申し込みましょう。
PayPay銀行のカードローンは、学生は申し込めません。
一方でPayPayカードのキャッシングであれば、満18歳以上で安定した継続収入があれば、学生であっても利用可能です。
申込条件は以下の通りで高校生は申し込みできません。
- 日本国内在住の満18歳以上の方
- ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方
- 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方
※ PayPayアプリから入会する場合は、PayPayアプリが必要です。
引用:PayPayカード
学生はPayPay銀行のカードローンは利用できないため、申込可能な他の金融機関のカードローンを利用するかPayPayカードのキャッシングサービスを利用しましょう。
PayPay銀行カードローンに限らず、審査に落ちた理由は具体的な情報が開示されない場合がほとんどです。
カードローン審査に落ちる理由の多くは以下の3点です。
- 申込条件を満たしていない
- 提出書類に不備や虚偽がある
- 信用情報に問題がある
一般的には信用情報に問題がある場合や他社の借入過多、短期間に複数のカードローンへ申し込みが審査落ちの原因になっています。
上記の内容に心当たりがなければ、信用情報機関へ自分の信用情報に関する情報開示請求を請求しましょう。
自分でも忘れていた長期延滞や、短期間の延滞の繰り返しといった問題が見つかる可能性もあります。
開示請求は、インターネットや郵送で手続き可能です。
機関によって異なりますが、早ければ当日、遅くても1週間程度で確認できます。